2017年7月9日日曜日

7/9(10)「ボリショイ・オペラ歌劇『カテリーナ・イズマイロヴァ』/ヨーヨー・ママリス・ヤンソンス指揮 バイエルン放送交響楽団交響詩『ドン・キホーテ』」放送

こんにちは。千葉です。
お暑い中、水分と塩分の補給にはやっぱりそうめんでしょうかね…(安上がり)

それはさておき、今晩24時からのNHK BS「プレミアムシアター」はショスタコーヴィチですよ!やったあ!(暑くて素が丸出し)

●ボリショイ・オペラ歌劇『カテリーナ・イズマイロヴァ』/ヨーヨー・ママリス・ヤンソンス指揮 バイエルン放送交響楽団交響詩『ドン・キホーテ』

前半がこれですよ!!


ショスタコーヴィチの初期の集大成で代表作、そして彼の、というよりソヴィエトのアヴァンギャルド時代の終わりの始まり、「ムツェンスク郡のマクベス夫人」は比較的数多くの録音、映像に恵まれていますけれど、その作品を改作した「カテリーナ・イズマイロヴァ」がきちんと収録されることはそう多くない。日本語字幕付きともなればなおのこと。
それが全国放送されるだけでも十分にありがたいものなのに、上演したのがトゥガン・ソヒエフ指揮ボリショイオペラときましたよ皆さま。ゆめゆめお見逃しなきよう、おすすめ奉る次第にございます。2016年11月の上演です。

後半にはマリス・ヤンソンスとバイエルン放送交響楽団の演奏会から、ヨーヨー・マを迎えての「ドン・キホーテ」も放送されます。前半の気に障るドラマ(語弊はありますがこう言うしかない、と思うんですよ)との好対照、お楽しみあれ。

なおですね、「ムツェンスク郡のマクベス夫人」の原作となったレスコフの小説はかつて入手困難でしたけれど、いまは青空文庫でも読めます。そう長くはないけれど実に重たい物語、ぜひ小説でもお楽しみくださいませ。サービスによってはレスコフ名義ではなく訳者の「神西清」で括られているものもありますので、そこはご注意のほど。

ではご案内はこのあたりで(暑さで参ってきました)、ではまた。

7/9「N響 第1861回 定期公演」放送

こんにちは。千葉です。
9日の21時からのクラシック音楽館はN響アワーです(日に日に通じなくなっていくネタを愛好するタイプの人←すみません)。大好きな交響曲が演奏された日の公演ですよ!(嗜好丸出し)

●<N響 第1861回 定期公演>

指揮:ウラディーミル・フェドセーエフ
管弦楽:NHK交響楽団

グリンカ:幻想曲「カマリンスカヤ」
ボロディン:交響曲第二番 ロ短調
チャイコフスキー:交響曲第四番 ヘ短調 Op.36

「大好きな」まで言っておいてチャイコフスキーだったら拍子抜けですがご安心ください、チャイコフスキーも好きです!(オチてないよ)大学に入って時間ができて(おい)、吹奏楽一本槍から脱却してオーケストラ音楽を聴くようになった最初期にはチャイコフスキーが多かったもんですよ(なお、その時の自分なりのガイドラインは「音楽の教科書で見た曲をちゃんと聴いておこう」でした)。
でもこの日のプログラムなら、中プロのボロディンでしょうよええ、ええ。個人的にも思い出のあるこの作品、フェドセーエフが演奏してくれるのは本当に嬉しいことでした。SNSで拝見した限りでは、この作品の一般的なイメージとはちょっと違うアプローチなのかな?と感じましたが実際の演奏や如何。楽しみです。

なお、どんな曲か知らないなあ、という方はボロディンの別の曲を聴いて、こんな曲かなと感じていただければ大体あってます(笑)。たとえば、これは近いですよね。


チューリヒでフェドセーエフが指揮した「イーゴリ公」、この舞台は全曲見られないのかな…などというぼんやりとした願望はさておいて、この日放送される演奏会は2017年5月19日、NHKホールでのものです。

N響とウラディーミル・フェドセーエフの他作品によるコンサートは、現在公式サイトでミューザ川崎シンフォニーホールでのコンサートがご覧いただけますよ。7月末までの配信ですので、ぜひ。

そしてコンサートプラスでは先週に続いてハオチェン・チャンのピアノが放送されます。前回はモダンな作品が並んでいたけれど、今回はシューマンですよ。

ということでご案内はおしまい。ではまた、ごきげんよう。

2017年7月2日日曜日

7/2「N響 第1860回 定期公演」放送

こんにちは。千葉です。
今日は都民の皆様は夜遅くまでいろいろと気になることもおありでしょうけれど、それ以外の皆さまは、Eテレで21時からのクラシック音楽館をお楽しみください(押し付けがましい)。

●<N響 第1860回 定期公演>

指揮:ピンカス・スタインバーグ
管弦楽:NHK交響楽団

スメタナ:連作交響詩「わが祖国」

モルダウと呼ぶかヴルタヴァと呼ぶかで世代がわかってしまうらしい(教科書の表記が変わった、と聞きました←こう書くことで旧世代バレしてしまううっかりさん)第二曲がこの上なく有名な連作交響詩が第1860回定期のプログラムです。第二曲だけを知っていて、愛好される方にも、もしかすると少々辟易してしまっている方にもぜひ全曲を聴いてみていただきたいと思う私であります。冒頭のハープから第六曲の大団円までの起伏の中に位置づけられる「あの名曲」、という聴き方ができるとまた受け取り方も変わったり変わらなかったりしちゃったりなんかしちゃったりしますので(もう広川太一郎さんネタは通じないだろう←ここでも世代バレ)。
指揮はピンカス・スタインバーグ、1945年生まれの彼はもはや大ヴェテランと言っていいでしょう。さて彼の「わが祖国」は如何、N響の演奏は如何。5月13日の演奏会を収録したものです。

音楽の教科書から消えたりしていないだろうし、合唱で歌わされたりもする名曲をわざわざ紹介するのもなんですけれど、ひとついい動画を見つけましたので如何ですか、クシシュトフ・ウルバンスキ指揮オランダ放送響の演奏。



全六曲でもCD一枚に収まる長さですから、この番組にはおまけがあります。若きピアニスト、ハオチェン・チャンが6月の来日公演でも取り上げた作品三曲を、ツアー前に収録したものだとか。辻井伸行と同時優勝したヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールからもう8年ですか…

ちょっと考えてしまったところでご案内はおしまい。ではまた、ごきげんよう。

2017年6月21日水曜日

6/25(26)「ピエール・ブーレーズ・ホール こけら落とし演奏会/イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 創立80周年記念演奏会」放送

こんにちは。千葉です。
6月最後のNHK BSプレミアムシアターは25日24時からの放送です。

ドイツは昨今の風潮に抗う気概を、期せずして示すかのように新ホールを立て続けに開館していますね。
(期せずして、というのはホール建設にかかるタイムラグを考えて、今現在の文化軽視の風潮を予測していたわけではないでしょう、ということですよ)

●ピエール・ブーレーズ・ホール  こけら落とし演奏会/ズービン・メータ指揮 イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団  創立80周年記念演奏会

先日放送もされたハンブルクのエルプフィルハーモニーはオーケストラが存分に活躍できるサイズの大ホールでしたが、ベルリンに新設されたピエール・ブーレーズ・ザールは室内楽用の小~中サイズのホールです。
その杮落としコンサートは、独奏から十数人のアンサンブルまで、声楽に管楽器にピアノに弦楽アンサンブルにと編成的に、そしてモーツァルトからヴィトマンまで200年以上の時代的に幅のあるプログラムは如何にも挑戦的なもの、ここにもドイツの理想主義的スタンスが見えるような気がします。気のせいかもしれませんが。

さて、このホール独特の形状は、ブーレーズが嫌った”無自覚な伝統の踏襲”(マーラーが言うところの”伝統”ってやつですね)を演奏家の配置でも行えるように、という遺志を継いでいるように思えます。中に入ってみるとこんな感じ、というおそらくは現地の方の動画がありましたのでご覧ください。



なお、このホールについてのニュースや演奏の動画はYouTubeを「Boulez Saal」で検索すればいくらでも出てきますから、ここでは一つ方向の違う動画をばご紹介。


ベルリン・フィルのホルンセクションで活躍するサラ・ウィリスのYouTubeチャンネルで見つけました。今をときめいていらっしゃる永田音響設計の豊田泰久さんが、このホールについての短いインタヴューを受けていらっしゃいます。チケットの話、なかなか真似できませんよこれ…(笑)

なお、せっかくですのでこのホールについて先日少しまとめた記事もご参照くださいませ(実はこのスケジュールを確認して、書きかけの記事を慌てて仕上げた←おいおい)。

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前半が生まれたばかりのホールの紹介で、後半は昨年創設から80年を迎えたイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団の記念演奏会です。記念年一連の演奏会の、マンフレート・ホーネックの指揮による別公演の模様はイスラエル・フィルのYouTube公式チャンネルにあげられています。



実はまだ実演では聴けていない私の場合、イスラエル・フィルといえばバーンスタインが若き日にパレスチナ・フィル時代のこのオーケストラとのエピソードがまず思い出されるものだったりします。そうですね、それがWWII直後の話なのだから、それだけの時間をこのオーケストラが生きてきたわけですね。しみじみ。
いつかその音を聴く機会を得られますように、と思いながらまずはこの演奏会を拝見するとしましょうそうしましょう。

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生まれたての会場のデビュタントと老舗となったオーケストラの記念碑、そしてプログラムも前半の多様な作品によるものに対してこちらはオール・ベートーヴェンと、この日は前後半で見事な好対照となっております。どちらも存分にお楽しみあれ。

ではご案内はこれにて。ごきげんよう。

2017年6月18日日曜日

6/18(19)「パリ・オペラ座バレエ『夏の夜の夢』/ニューヨーク・シティ・バレエ in パリ『バランシン・ガラ 』」放送

こんにちは。千葉です。
6月18日深夜24時からのNHK BSプレミアムシアターはバレエの週です。それも超がつく、バランシン祭り!20世紀のクラシック音楽に触れていれば否応なく出会うこの名前、ちゃんとその舞台で認識するにはいい機会ですよ!

●パリ・オペラ座バレエ『夏の夜の夢』/ニューヨーク・シティ・バレエ in パリ『バランシン・ガラ 』


前半はパリ・オペラ座の「真夏の夜の夢」です。これも映画館上映されてるんですね、知らなかった(完全にバレエが守備範囲外に出てしまっている自覚)。ニューヨーク・シティ・バレエのために1962年に振り付けられた、メンデルスゾーンの劇音楽全曲による、堂々二時間弱の大作です。


そして後半は彼の後半生におけるホーム、自ら設立したニューヨーク・シティ・バレエがパリで代表的な小品をまとめて上演したガラです。大作と小品、好コントラストの番組となるのでは。

ということで簡単ですがご案内でした。ではまた、ごきげんよう。

6/18「新日本フィルハーモニー交響楽団演奏会」放送

こんにちは。千葉です。
次回6月18日のEテレ「クラシック音楽館」は、新日本フィルアワーです(語呂悪い)。

●新日本フィルハーモニー交響楽団演奏会

以前来シーズンの会見記事を紹介した際にも言及しておりました、上岡敏之指揮する新日本フィルハーモニー交響楽団の演奏会が放送されます。以前の記事で興味を持ってくださった皆さん!チャンスですよ!

以前、その演奏時間の長さから怪異な演奏に類いするものとしてアピールされた感のある上岡敏之のブルックナーですが、その演奏を聴かれた方ならちゃんと理由あってあの演奏時間になったこと、表現のために選択されたテンポであることを理解されたことでしょう。この放送でより多くの方がそれを知ってくださるなら私としても喜ばしいことです。


こちらは3月の演奏会を前にしたコメントですが、彼のスタンスを知る上でいい動画だと感じておりますので、ぜひ。

以上ご案内でした。ではまた、ごきげんよう。

2017年6月12日月曜日

ノット指揮 東響によるコンサートオペラ「ドン・ジョヴァンニ」キャスト発表!

こんにちは。千葉です。注目の公演情報ですよ。


昨年末に「コジ・ファン・トゥッテ」が大好評裏に開催されたノット&東響@ミューザ川崎シンフォニーホールのコンサートオペラ第二弾は「ドン・ジョヴァンニ」です。やったね!(この作品も大好きなので)

注目のキャストが15日に発表されました。以下のメンバーがこの12月、ミューザ川崎シンフォニーホールに登場します。

ドン・ジョヴァンニ:ミヒャエル・ナジ
Don Giovanni: Michael Nagy

レポレッロ:シェンヤン(沈羊)
Leporello: Shenyang

ドンナ・アンナ:ローラ・エイキン
Donna Anna: Laura Aikin

ドン・オッターヴィオ:アンドリュー・ステープルズ
Don Ottavio: Andrew Staples

騎士長:リアン・リ
Commendatore: Liang Li

ドンナ・エルヴィーラ:エンジェル・ブルー
Donna Elvira: Angel Blue

マゼット:クレシミル・ストラジャナッツ
Masetto: Kresimir Strazanac

ツェルリーナ:カロリーナ・ウルリヒ
Zerlina: Carolina Ullrich

現時点ではドン・ジョヴァンニの彼はラトルの「魔笛」にも出ていたなあ、とかマゼット役のストラジャナッツが「ワルシャワの生き残り」&ドイツ・レクイエムのときに来た彼ですね、くらいしか書けませんし。
※ドン・オッターヴィオ決定につき更新しています。

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なおチケットの発売は6月ですが、この公演を含む三公演を「スペシャル・オーケストラ・シリーズ」として3月に先行販売します。大好きなコンセルトヘボウ管がついに新首席指揮者ダニエレ・ガッティとの来日を果たす公演、そしてサー・サイモン・ラトル最後のベルリン・フィルとのツアー、そしてこの「ドン・ジョヴァンニ」を確実に入手する好機ですよ!(垂涎のあまり涙目で書いています)
※追記。ベルリン・フィル完売しました(あたりまえですが、いちおうね)

ということで12月10日(日)は今から予定を開けておいてくださいね!というご案内でした。ではまた、ごきげんよう。

※今年はなんと一回しかステージがない!という悲しい現実がございます。昨年は二回だったから、初日ミューザの感想を受けて池袋に行かれた方もいらしたことでしょうに…
であれば仕方がないのです、ぜひ12月10日に!チケットはこちらで!