2013年12月5日木曜日

偶然にしても凄いタイミングで

こんにちは。千葉です。

昨日、夕食時に新聞を眺めておりましたらこんな番組が目に止まりまして。

◆ザ・プロファイラー 「人生にYESと言いなさい~レニ・絶賛と非難の101年~」

うへえこのタイミングでレニ・リーフェンシュタールの番組ってのは狙ったらなかなかできないよ?と思いまして、録画してきちっと見ました(きっと再放送があるので、興味のある方は番組サイトなどチェックしてくださいね)。この番組、前にブルース・リーを取り上げた回以来かしら、見るのは。

レニ・リーフェンシュタールは1902年に生まれ2003年に没した映画監督、写真家です。大戦からワイマール期に育ち、ナチス時代にああなってその後はなかなか大変だった、とかまとめちゃったら何も言ってないですね、101年の生涯を前にしては。

若き日にダンスの道を志したこと、怪我が理由で映画に転身(主演女優&監督!)したこと、の若き日から「オリンピア」「意志の勝利」への流れはなんと言えばいいのでしょうね…クラシック者はついナチス時代を語る際にエピソードのあるフルトヴェングラーやベーム、カラヤンを想起してしまうけれど、彼女ほどの影響力があったとも思いにくいなといまさら痛感してみたり。若く美しき才能、30代の大成功を収めた大仕事が死ぬまで負の意味でつきまとうこと、なんとも想像の向こう側の話でありました。それでも人生を肯定する、そのスタンスもまた。考えましょう、いろいろと。

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そのぼんやりとした感想で終わると何も知らないままなので、まずは映画を見てみようかなと考えるわけですよ、最近の千葉は。パブリック・ドメインさまさまですよ。




まずは問題の「意志の勝利」。ううむ。直截的ですね、ナチ党大会でマイスタージンガーが~、とか可愛く思えちゃう。映画はただでも複数のレイヤーから刺激を与えてきますからねえ…

でもういっちょ、「オリンピア」第一部、っていうか「民族の祭典」。



まだチラッと見ただけなのだけれど、既に言葉が出ません。恐いなあオリンピック(ちょっと飛びすぎ)。

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昨日の今日で結論めいたことを申し上げるほどになんでも知っているわけではない千葉といたしましては、本日はこちらのリンクを貼るのみにてひとまず終いとさせていただきたく。ではごきげんよう。

 

彼女の後半生の話はアフリカ中心で紹介されておりました。まあ、その選択は理解できるような気がします(その辛さはわからないけれど)

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