2014年1月12日日曜日

2014年は27日より開始です(お決まり

こんにちは。千葉です。

また間が開いてしまいました。生きてます。その間の最大の出来事はあれですかね、Appleからのお年玉、iTunes Storeでブーレーズのマーラー全集が…って奴。ああ、もちろんこっちのブログ的には、ですよ。あっちのブログの過去記事、サルベージしておいたらアクセス稼げるかなぐひひ(心にもないことを書いてみた)。

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それはさておき、毎月恒例の公共放送様の全力が観られる(よく制作に参加しているので)看板番組の予定です。今月は明晩からです遅くてすみません、いつもながら。


●1月13日(月)【1月12日(日)深夜】午前0時~午前4時

・赤の広場コンサート
・エクサン・プロバンス音楽祭2010 ストラヴィンスキー:歌劇 『夜鳴きうぐいす』

前半は赤の広場でコンサート、かあ…中身はアンナ・ネトレプコに、ドミートリ・ホロストフスキー、そしてアカデミー・グランド合唱団、コンスタンティン・オルベリアン指揮のロシア国立交響楽団によるオペラ・アリアのガラ・コンサート、です。指揮者には馴染みがないけど1956年生まれでレコーディングはオペラ中心のようなので、いわゆる職人系の手腕があることを期待したいです。

後半はストラヴィンスキー初期の歌劇「夜鳴きうぐいす」をメインに据えた、これまたコッテコテのロシアンなストラヴィンスキー・ガラ的な公演です。まさか実演で初期歌曲とか見られるとは。しかもなんですか「きつね」とか超俺様得!(キャラ崩壊)

誰だよこんなおかしいプログラムを組む奴おいおい頭大丈夫かよ、と思ったが名前を確認したら大野和士だった。うん、ごめんそういう人だよね、大野さん(褒め言葉)。

演出や出演に人形だとかいろいろと気になる要素があるので、目で見て楽しめる公演なのではないかな、と期待しております。




●1月20日(月)【1月19日(日)深夜】午前0時~午前4時

・ドキュメンタリー 作曲家ペンデレツキ 迷宮の小道
・ペンデレツキ80歳バースデー・コンサート IN ワルシャワ(仮題)

クシシュトフ・ペンデレツキは、完全に千葉の守備範囲外なので素直に勉強させていただきます。後半のコンサートには名のみ知られた「ヒロシマの犠牲者に捧げる哀歌」も演奏されますよ。あと、東京交響楽団での活躍も注目されつつあるクシシュトフ・ウルバンスキの指揮がようやく見られるのも楽しみ。


●1月27日(月)【1月26日(日)深夜】午前0時~午前4時10分

・ドレスデン国立管弦楽団のジルヴェスター・コンサート 2013
・ベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサート 2013

はい、2014年はこの日に始まります。それまで窓ふき大掃除でもして待ちましょうかね(え)。

まあ、恒例のイヴェントがようやく見られるのはありがたいのだけれど。
ひとつだけ公共放送さまに難癖つけさせていただくならば。なぜこの順番なのか、と。ラトル&BPh、客演ラン・ランのほうが先じゃないのかね、と。君らはオペレッタで愉快に新年を迎えよと申すか。まあいいんだけどね、放送していただけるだけで(なら言わない)。


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そんなわけで2014年は27日深夜に開始されることになりましたので、皆さまご了承ください。ではまた(おーい)。

2014年1月5日日曜日

新刊買わなきゃ!

こんにちは。千葉です。

やっぱりまだミハエルさんは「危険を脱し」てはいない模様です故、お祈りは続きます。
彼の身体そのものが生きてくれるかどうか、という状態はそう短いスパンで変化するものではないかと認識しているのです、千葉は。回復が待たれている脳は、おいそれと開けて治すわけにもいかないのですから、しばし注視してお祈り、だと思いますです。騒ぎすぎてもよくないかな、と思う気持ちと、声を出さないと気持ちは伝えられない、そんな板挟みはもどかしいですね…

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そんなことを言っているうちに、あれとこれの新刊が出てました、何たる不覚!そんなわけで今日は話題を変えて紹介をば。




小学生編はいまどの辺なんだろう…(単行本派)ご存知、若木民喜「神のみぞ知るセカイ」の新巻は単行本サイズのクリアファイル付きと単行本のみの二種発売されてます。去年のうちに(…)。
噂に聞く感じでは、過去編での行動がこうなってああなった、だからどうしてこうして…とかなんとかなかなか気になる感じなので早々に読まなくては、です。
なお、アニメ発信のCDも何枚も出てますのでぜひ(この作品独特のビジネススタイル、ちょっと考えてみても面白いかなとか思うけど手が回らない。この音楽への注力、手法としてはありなのでは)。




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あとこれは新巻を入手したらいろいろと書くと思いますが、現在描かれているクラシック音楽を題材としたマンガ、八巻が出てました。


簡単に説明するなら指揮、ヴァイオリンを軸に描かれる音大ものですかしら。主人公はヴァイオリンの男子、ヒロインは指揮者を目指す女子、という配置はなかなか新鮮かも。とりあえずお知らせのみ。

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で終わろうと思ったのだけれど。これを書きながら新刊情報を確認してたらもう出てるんじゃないですか、これ!



そんなわけで早く買わなくちゃ、という三冊でございました。では紹介のみですが本日はこれにて。

2014年1月4日土曜日

サルベージはじめました

こんにちは。千葉です。

「危険は去った」的な情報も散見されますが、今の時点で正式な発表もないことを思えばまだまだお祈りの時期は続きますです。病床で過ぎてしまったミハエルさんのお誕生日が後で楽しく祝われますように。

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さてこちらのブログがかつてのアメブロの方の役割を果たすことになるわけですが、であれば過去記事についてもある程度はこちらに移しておきたい。以前からそう思っていた作業を新年を契機として着手いたします。ってか、ひとつめは、もうやりました(笑)。

◆オネゲル少年の、その前にあった時代を見てみよう~二十世紀への道、かな?

2007年の記事ですが、オネゲルの交響曲を聴き込んだ時期の記事から移行をはじめました。というのも、来年2015年はアルテュール・オネゲル没後60年のアニヴァーサリー、であればその前に少しは騒いでおかないと、と思いまして(笑)。

あの頃にまともに聴き始めてその後いろいろと聴いてきたオネゲル、当時整理した情報が(自分には)いまでも役に立つところもあるからまあ、きっと意味はあるんじゃないかな、と思いたい(弱気)。

ちなみに、ですが。オネゲルをこれから聴こうという方には、以下の交響曲全集(二枚組)が悪くないかな、と思います。安いし、入手しやすいし。




左からプラッソン&トゥールーズ・カピトル管、デュトワ&バイエルン放送響、ボド&チェコ・フィルです。それぞれに一長一短があるのだけれど、入門の一組と考えればどれもその任を果たすには十分なクオリティかと。…ほんとうはシャルル・ミュンシュの全集があればいいのだけれど。

今度移行する記事を書いた2007年にはその辺りの評価まではたどり着いていないので、2015年には新版を用意したいところであります。他の作曲家などとの関係からまた違って見えてきたものもありますので。

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あとは昨今の状況を鑑みるに、否応なく再考の必要がありそうなショスタコーヴィチ関係の記事も何とかしたい。勤勉な私になりたいわあ(君はその願いでソウルジェムを輝かせるのかい?←いえごめんなさい)。

ともあれちょっとしたお知らせでした。本年もよろしゅう。



いわゆる正規録音ではないけれど、このクオリティで全集だったら同時代アプローチの中でも傑出した一組になったことかと。惜しい。