2014年12月14日日曜日

12月の、というか毎度のお決まりで〆る

こんにちは。千葉です。

いろいろ言いたいことはある今日だけれど、そこは抑えて(時間の都合)、さっさと本題へ。

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なんだよ今月は一回しかないんか、とこの前まで更新されていないサイトを見て思っていた私ですが、本日になって「そういえばTwitterとかで予告されていたなこれ」という演目が追加されていることに気づき、慌てて更新している次第であります。この混迷の一年を予告するかのように元旦に「八甲田山」を放送した公共放送様の音楽部門看板番組プレミアムシアター、今月は「お決まり」大会でございます。


●12月15日(月)【12月14日(日)深夜】午前0時~3時10分

・プロムス2014 ラスト・ナイト・コンサート【5.1chサラウンド】

これはもう、曲目も構成も何もかもがお決まりづくしの英国の愛国的音楽祭プロムス様の最終公演、ラストナイトですよ。9月13日の公演。今年はBBCによる公式配信もかなり充実していた記憶がありますので、すでにご覧になられた方も多い、でしょうか。今年はサカリ・オラモの指揮(一部ヴァイオリンも演奏している模様)、「メリーポピンズ」からの曲も取り上げられてたりしますよ。

でもまあ、毎度のことなんで。個人的には序曲「ピータールー」、タヴナーにラヴェルの「ツィガーヌ」が聴ければいいかなあ…(ジャニーヌ・ヤンセン、けっこう好きです。気負わずさらっと同時代アプローチ的なヴィヴァルディを録音しちゃうあたり、1978年生まれの世代感を受け取ったりしてるのです)

とりあえず放送前ではございますが、お決まりの「威風堂々」はこんな感じだったのよ、ということで。



●12月22日(月)【12月21日(日)深夜】午前0時5分~4時5分

・モーリス・ベジャール振付 ベートーヴェン:第九交響曲&ミニドキュメンタリー
・ウィーン・フォルクスオーパー日本公演 喜歌劇『メリー・ウィドー』【5.1chサラウンド】

そして年内最後の回はあれか、NBS祭りか(笑)。今年11月のベジャール・バレエの公演と、2012年のウィーン・フォルクスオーパーの公演、二本立て四時間のコースです。

東京バレエ団にベジャール・バレエ、そしてメータ指揮するイスラエル・フィルほかによるベートーヴェンの交響曲第九番、ってのはいちおう年末のお決まりということですよ、よろしいか諸君(笑)。

にしても、ですよ。ニーチェの「悲劇の誕生」が発想のもとにある、ベートーヴェンの交響曲第九番の舞台化、ってのはなんですか、そこにワーグナーをつい感じてしまうんだけど気のせいかな。このオケなのに(以下自重)。
人生で最初に見たバレエがベジャールのものだった千葉としては、放送響のお決まり公演よりずっと楽しみな放送になりますから、見る前に決め付けるのはこのへんでやめておきますね(笑)。



後半のウィーン・フォルクスオーパーの公演は、オペレッタと言ったらこれか「こうもり」でしょうなあ、と誰もが思ってしまうだろう「メリー・ウィドウ」です。再放送。
毎年ニューイヤーコンサートのためにオケとバレエは来日しているものの、その舞台を実際に見るのはウィーンに旅行でもしない限リそうないのでは。千葉は最初の放送当時録画できる状態ではなかったので、喜んでこの再放送を見ますよ、未だにこのオペラと言ったらヒッチコックの「疑惑の影」なもんで早々に上書きの必要があるんすよ(笑)。

なお、本公演は三幕の本作品を二部構成にした演出で上演したものだそうです。ふむ。2012年5月、最近リニューアルした東京文化会館での公演です。

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で、ですよ。あのう、年末年始には公共放送BSプレミアムはオペラの連続放送をしてくれるものだと決めつけて、日夜一所懸命にハードディスクを空けているのですが、未だ公共放送さまの告知はない。実はその発表があったら併せて更新しようと思っていたのに(実は本当です、言い訳なし)。
あのう、スカラでもMETでもいいから、やってくれませんかねえ、っていうかできたらMETの「ニクソン・イン・チャイナ」やってくれませんかお願いします(リクエスト)。狂乱の「I'm Wife of Mao Tse-Tung」が流れる公共放送、最高だと思うんだけどなあ…(偏った意見)

願望の表明はこのへんで、ひとまずご案内はおしまいです。ではまた。

 

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