2016年4月15日金曜日

書きました:新国立劇場「アンドレア・シェニエ」、名舞台の予感

こんにちは。千葉です。

またしても大地震、中央構造線上にある各地のみなさまはご注意くださいませ。地殻変動のタイムスケールは数百年から万年単位になることを考えれば東北にしてもあの地震以降の地殻活動は終わっていないと考えるべきでしょうし、なんとも日本国の位置は困難な条件のもとにあるわけで。被災された皆さまに、早々に必要な援助が届きますように。

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さて気分を変えて、寄稿した記事の紹介です。

●新国立劇場「アンドレア・シェニエ」、名舞台の予感

昨晩開幕した、新国立劇場「アンドレア・シェニエ」のプレビュー兼リハーサルの小レポートです。

2005年の初演を見た千葉は、この演出に好感を持っているのですが、昨日の上演後の反応を見るにかなり好悪が分かれている模様で。そのあたりは近日レポートで書きますけれど、最近のアニメでなぜか連続して言及されている「革命」の両義性(いいことを求めて悪としか言い様がない、無残な事態に陥る)を象徴的に示していると思うんだけどなあ。ま、そのへんもレポートで詳述します。

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余談です。ちなみに、アニメで最近おもに1968年の「革命」に言及したものとして、「ヤングブラックジャック」「ハルチカ」、そして「コンクリート・レボルティオ」があります。そのどれもを楽しく見たのだけれど、それは千葉が笠井潔を愛読した人だから(いわゆるマイノリティですね、あははははははは)でしょうか。笠井潔の結論には手放しで同意しにくい部分もあるけれど(条件をつければむしろあり)、「革命」というよくわからない、多数のプレイヤーが参加する現象を読むにはいい論考が多いと思うんですけどね。とは言いながら、いまから「テロルの現象学」を再読できるかと問われると、少し自信がない千葉でありました。てへ(かわいくないからやめなさい)。

ではひとまずはこれにて、ごきげんよう。

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