2016年7月23日土曜日

書きました:ノット&東京交響楽団、上り調子のまま「世界」へ

こんにちは。千葉です。

これも書いた記事の紹介なのです、が。

●ノット&東京交響楽団、上り調子のまま「世界」へ

先日の定期演奏会、ブルックナーの交響曲第八番プログラムの話、そして10月定期の話をしています。もう一週間前のことなんですね、まだ頭のなかではブルックナーの断片がぐるぐる回っているのに。

ブルックナーの公演以外もオススメだというのはこれまでもご案内のとおり、ですが10月定期は直前まで迷っていると完売しちゃうよ?という気持ちを込めて書きました(割と本気)。ちなみにショスタコーヴィチの交響曲第一〇番、ロジェストヴェンスキー&読響と時期的に近いんですよね。完売しそうだからまとめた記事は難しいかな…ま、なにか書くでしょう。

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さて、記事をお読みになったあとに「あの件に触れないの?チキンなの?バカなの?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。もしかすると「千葉ほんとは聴いてねえんじゃねえの?話作ってんじゃねえよ」くらいまで思われるのかな。
別にどう思われてもいいんですけど、千葉はちゃんと土曜の公演を聴いていますし(四楽章からのサウンドの変化、リハーサルとは別物でした。他にも公演でないとわからなかったことは挙げられますけど、まあ半分冗談なので一個でいいでしょう)、あの件に対してもそれなりの悪意はあります。千葉がその昔戯れにシリーズのつもりで書いて一回で終わってしまった(おい)ブログ記事を確認してみたけれど、やっぱりああいう行為に対して好意的ではないですね。

「マイクが立っているとスイッチが入るタイプの何かなのだろう」とは思うし、「俺が名演だと最初に見做してやろうありがたく思うが良い」的なマウンティングでもあるのかな、とも感じる。そして何より、公演当日には「あちゃーせめていい声が出なかったものかね」と思いましたわ、ええ。声楽家並みの美声でやられていたら、もしかするともう少し怒りも小さかったかも、ですよ。冗談抜きで。あんなへなちょこな声が出てしまったことを、せめてトラウマに感じてくれるといいですねあの男性。

でも、ですね(デズデモーナっぽい文字列)。あの演奏があの程度のことで「台なしになった」まで言われている方が多いことが、千葉には解せない。「うわ」「あちゃー」「なんだこいつ」、他ほかいろいろと思いましたけど、それであの演奏が消えますか?まさか。
少なくとも「あの演奏会について」千葉が何かを書き残すとき、あれは本筋ではなく、脇筋にすらなくてもいいエピソードです。だから、記事では触れませんでした。異論は認めますが、それが千葉の選択でした、ということで。

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良いマナーというものがそもそも、あってほしいものではあるけれど絶対に期待できるものではない、という諦めが根本的にあるのかもしれません、千葉の場合。今までで一番失望したのは、前に何処かで書きましたけど「マーラーの第九番終楽章の最後二ページ、ピアニッシモの連続の真っ最中にアラームと思われるエレクトリカル・パレード音楽が近所の携帯から」というものでした。その時の失望たるや、と言いたくもあるけれどその時は演奏がむにゃむにゃ。これは余談。

まとめますと、ですね。あれの話は表ですることだとは思っていない、または演奏会とは別に記事として書くのでなければ演奏に対して失礼に当たるのでは?という判断で、記事では書きませんでした、というお話でした。あの人だって、聴いている時には音楽を聴いていたんだと思いますよ。もちろん最期の瞬間にああ振る舞うことに同意なんてしませんけどね。

ということで、記事には書かなかった部分の話がメインになるご案内でした。まあ、正しくB面の仕事と言えなくもないですね、あはははは。
そんなわけで、まずは今日のフェスタサマーミューザKAWASAKI、そして10月のコンサートで、音楽の話をしましょうね、ってことで。ではまた。

4 件のコメント:

  1. ええ。ノットのショスタコーヴィチ、こないだチケットを取ろうと公式サイトを見たら、見事に完売していました。。。(;_;)

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  2. だから(俺にしては)早いうちにチケットの話をしたのに…(それが既に遅いという酷い罠感

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  3. どうしても諦めきれずに方々を当たり、なんとかチケットを入手できたのですが、今度は身内の弔事が重なり、結局手放すことに。。。
    今回は縁が無かったです。

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    1. 縁がないことはあるとしても、以後彼らの演奏会はあらかじめ埋めておくのが得策であるよ、という教訓を得たようで何よりである、まず12月も外せないし、来年はもっと外せないのだから(偉そう)

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