2017年2月11日土曜日

ニコライ・ゲッダ(テノール)死去

こんにちは。千葉です。

まだニュースを拾いはじめて二ヶ月も経っていないのに、もう何度目の訃報でしょうか。仕方がないことではあるのですが…

●Svenske stjärntenoren Nicolai Gedda död

あえて彼の生地の記事にリンクするのはわかりにくくはありますが、他にどの国の記事を参照したものか考えあぐねてしまいました。20世紀後半に幅広いレパートリィで活躍したテノール、ニコライ・ゲッダが亡くなったとのことです。91歳、大往生です。

手元の音源を確認したら、たぶん最初に彼の声を聴いた「蝶々夫人」(カラスとの共演)、「カルメン」(ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス)、「キリストの幼時」(クリュイタンス盤)などが出てきました。さらにチャイコフスキーのオペラが歌えて、バッハや歌曲でも活躍した、そんなテノールが他にいるのか、いたのかと考えてしまいます。

なにかの(権利的に問題のない)動画はないかと探してみましたら、medici.tvがこちらの動画を用意してくれていました。



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この素晴らしい声を聴いていたら思い出しました、彼の声を最初に聴いたのはバーンスタインの自作自演盤「キャンディード」でした。そうだ、そうだった。
バーンスタインも、あの盤で歌っていた歌手たちも引退したり亡くなっていたりと、こうしたニュースのたびに遠くなってしまうように感じますね、はあ。

それでもこっちは生きているので、日々読んだり聴いたり、書いたりです。かつてゲッダの声に出会えたように、これからも素晴らしいものに出会えますように。では本日はここまで、ごきげんよう。


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