2017年2月13日月曜日

内田光子 ドロテア・レシュマンとの共演でグラミー賞受賞

こんにちは。千葉です。今朝のニュースをひとつ。

●第59回グラミー賞 受賞者リスト(ワシントン・ポスト紙サイトより)

「内田光子がグラミー賞を受賞」というザックリとした言い方だとさすがに失礼なので書いておきますが、今回受賞されたのはドロテア・レシュマンとの共演によるシューマンとベルクの歌曲集です。”シューマンの「リーダークライス」「女の愛と生涯」、そしてベルクの「初期の七つの歌」を収めたディスクが受賞”ですから、どうせならこの機会にドロテア・レシュマンという素晴らしい歌手の名前も憶えてくださいよメディアの皆さんも(笑)。

なにもデイム・ミツコの役割が小さいとか言いたいわけではありません、カーネギーホールのYouTubeチャンネルが配信しているリサイタル前のレシュマンへのインタヴューで彼女も内田光子を絶賛していますから、名手の共演がこの結果をもたらした、というのは確か事です。



えー前置きが長くなりましたが、内田光子さんおめでとうございます。2011年にモーツァルトのピアノ協奏曲を弾き振りした盤以来の受賞です。

ちなみに、ドロテア・レシュマンはこういう素敵なモーツァルトが歌える歌手ですので、デイム・ミツコとは音楽観が合ったことでしょう。


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なお、グラミー賞って本当に多くの部門があるのです。レコーディングについても、アルバムのプロデューサーについても。どうせなら同じ部門で受賞した彼のこともこの機会に知ってあげてくださいな(笑)。



イアン・ボストリッジ、せっかくだから名前だけでも憶えてね!(しつこい)

もうひとつ、気になる受賞アルバムがあるのですがそれは別記事でご紹介しますね。ではまた、ごきげんよう。


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